
7.鯨の谷(ワディ・アル・ヒタン) 参考:世界遺産HP
エジプトの西砂漠にあるワディ・エル・ヒタンには、現在絶滅してしまった
古代鯨の最も初期の貴重な化石があります。
これらの化石は、動物の進化における重要な道筋の一つを表していると
考えられています。
陸上に住んでいた哺乳類が、海で生活する鯨になるという進化の段階を
証明する上で、世界で最も重要な遺跡になります。この化石はその進化の
過渡期にある鯨たちの形状と生活を鮮やかに描き出しています。
また、遺跡への訪問の容易さと、遺跡を取り巻くワディラヤン自然保護区の
風景もすばらしいだけでなく、そこで発見された化石の数と質はほかに類を
見ません。
鯨の谷で発見された化石は、彼らが後ろ足を失う最後の段階の古代鯨を
示しています。すでに現代の鯨と同様の流線型の体形をしていますが、
頭蓋骨や歯の構造には原始的な部分を残しています。
また、この遺跡で発掘された他の化石資料から、当時の周辺の環境や、
生態学的な状況を知ることができます。

原始鯨の化石 |
|
|